【アメリカ移住】日本から持ってきてよかった日用品

アメリカ生活
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海外赴任でアメリカに移住することになったけど…

日用品はどんなものを持っていくといいのかな?

はる
はる

知らない土地に引っ越すのはすごく不安ですよね。

実際にアメリカに住んでいる私が

日本から持ってきて役に立った日用品を紹介します!

こんにちは、アメリカ・ミシガン州在住のはる(@uchiyamaru0914)です。

今回の記事では日本から持ってきてよかった日用品を紹介します。

日本から持ってきてよかった調味料はこちらの記事で紹介しています。あわせてどうぞ。

我が家の引越情報

家族構成海外引越のプラン、どんな輸送方法を利用するかによって日本から持っていけるものは違ってきます。引越代を自腹で払うのか、会社が負担してくれるのかの違いも日本から送る荷物量に大きく影響します。参考として我が家の引越情報を載せておきます。

  • 夫婦2人・子供なし
  • 駐在員の夫が先に渡米、3ヶ月後に妻が渡米
  • 航空便・船便を利用(日通の海外引越・費用は全額会社負担)
  • 日本の家は賃貸のため解約、日本保管品はトランクルーム使用(費用は会社負担)

我が家は夫婦2人暮らしです。今は子供がいないので、ここで紹介するのは大人が生活するときにあると便利なものです。

渡米タイミングは夫が先に出発、生活基盤を整えてから妻が合流するパターンです。夫はアメリカの家を借りるまではホテル暮らし、家が決まり次第賃貸に入居しました。

引越業者は夫の会社で指定された日通を利用。夫の引越時に航空便と船便を1回、妻の引越時に同じく航空便と船便を1回、合わせて航空便と船便を2回ずつ発送しています。費用は全額会社で負担してくれたので金額の詳細はわかりません…。(ちなみに引越荷物とは別で、スーツケース2つ分の預け荷物と機内持ち込みの荷物を1つ持って渡米しました。)

デルタ航空利用での荷物の注意点はこちらの記事で紹介しています。あわせてどうぞ。

また日本の家は賃貸で渡米に合わせ解約したので、日本に残すものはトランクルームを利用しています(費用は会社負担)。

日本から持ってきてよかった日用品

①キッチン回り

キッチン回りは自炊の機会が増えるアメリカではできるだけ使い慣れたものをそろえておきたい場所です。基本的にはほとんどのものがアメリカでも買えますが、日本製品の使いやすさを考慮して以下のものは持っていくといいと思います。

和食器(茶碗・お椀・お箸・菜箸) [船便]

和食器や菜箸はアメリカにはあまり売っていません。

お気に入りのものは輸送で割れてしまう可能性もあるので日本に置いていくのがベターですが、茶碗とお椀、お箸などの和食器は持っていきましょう。アメリカは外食が高く、自炊の頻度が上がるので消耗の激しい菜箸も多めに持ってくることをおすすめします。

洋食向きの食器はアメリカでも手頃な価格から買うことができます。日本の100均な存在で1.25ドル均一の「Dollar Tree」というお店ではお皿1枚1.25ドルで買えます(2023年10月時点)。ただし厚くて重い食器が多いので、輸送時に割れても惜しくないものであれば基本は日本から食器一式持ってくるといいです。(※我が家の引越しでは食器の破損はゼロでした!)

マグカップ [船便]

日本からの持ち物でマグカップというのは少し意外に感じるかもしれません。

もちろんアメリカでも簡単に手に入りますが、アメリカのマグカップはサイズが大きいものが多いです。そんなに飲めないよ…というようなサイズ感で、さらに洗いにくい形だったりします…。

そんなわけで、日本から自分が使いやすいサイズ感のカップを持ってくるのがおすすめです!

炊飯器(変圧器利用) [船便]

アメリカに住んでいてもお米のない生活は考えられません。船便が届くまではお鍋で炊飯していましたが、我が家は毎日1回はお米を炊くので、やはりボタン一つでお米ができるのが楽でいいです。アメリカでもAmazonなどで炊飯器を買うことはできますが、種類も少ないので今使っているものがあれば持ってくるといいでしょう。

キッチン回りの家電は電圧が高いものが多いので、日本の家電を使うときは変圧器を使うことも忘れずに…。(アメリカは110V・日本は100V)

コーヒードリッパー [船便]

コーヒーメーカー派の方は不要ですが、我が家では朝に1杯飲むだけなので日本にいるときからコーヒードリッパーを使っていました。アメリカでも日本から持ってきた100均のドリッパーと耐熱ポットを愛用中です。毎朝美味しいコーヒーが飲めるだけで生活が豊かになります!

日本からコーヒーメーカーを持ってこようと思っている人は、日本とアメリカで主流のコーヒーフィルターの形状が違うので注意してください。

日本のコーヒーメーカーだとフィルターは少し高くつくので、結局アメリカでコーヒーメーカーを購入、となるかもしれません。

節約家族の我が家はアメリカで安く手に入るフィルターを折りたたんで使っていますが、お湯を注ぐときに気を付ければそんなに問題なく使えています!笑

オーブントースター(変圧器利用) [船便]

アメリカに来てパンを食べることが増えたのでオーブントースターは活躍しています。

もちろんアメリカにも売っています。でも日本のものほど手ごろな金額のトースターが少ないことと、今の円安を考慮すると、今使っているものがあれば変圧器と一緒にそれを使えばいいと思います。

ちなみにパン専用のトースターは日本よりも需要が高いのか、色々な種類を見つけることができます。

Googleで「トースター(toaster)」で検索した結果

②洗面所・ランドリー回り

水回りは消耗品が多いので、持ってくる量をどうするか悩ましいところです。しかしアメリカのほうが基本なんでも高いので、できる限り持ってくるといいと思います。

まずは消耗品以外で持参するアイテムを決め、残りの引越荷物の容量を水回りの消耗品で埋め尽くしていくといいと思います。

洗濯ネット [手荷物+船便]

洗濯ネットはアメリカにはあまり売っていません。またアメリカの洗濯機はパワーが強めなので日本よりも早くネットが消耗している気がします。洗濯ネットなしで洗濯をしたら服のほうがすぐに傷みそうです。

かさばらず、旅行で小物入れとしても活躍する洗濯ネットは、たくさんあって困ることはありません。破れてしまってから「もっと持ってきていたら…!」とならないように予備も含めて多めに持っていきましょう。

洗濯ラック [船便]

アメリカでは洗濯物を外干しする文化がありません。景観を損ねるという理由で、法律的にも禁止されている場所もあり、たいていどの家庭にも乾燥機があります。

乾燥機は楽で便利なのですが、やはり衣類へのダメージが気になります。大切な服は部屋干しすることになるので、洗濯ラックはアメリカでも使っています。今自宅で使っているものがあれば持ってくるといいと思います。ただしアメリカにもIKEAや大型のスーパーにも売っているので持ってこられる荷物の量に応じて決めましょう。なければアメリカで買えばOKです。

歯ブラシ [手荷物+船便]

アメリカの歯ブラシはヘッドが大きく、日本サイズのものと違い磨きにくいです。歯ブラシは日本からストックも含めて使い慣れたものを持ってくることをおすすめします。歯ブラシもコンパクトなので多めに持ってくるといいですね!

消耗品類

ここから下で紹介するものは日々使う消耗品です。基本的にすべてアメリカで購入できるので引越で運べる荷物量に応じて持っていくかどうかを判断してください。ただアメリカで入手する方が日本よりも高いので、日本の家に大量にストックがある場合、引越荷物量の上限まで持ってきてしまうことをおすすめします。持ってきてよかった順に紹介するので優先度の参考にしてください。

A. 生理用品 [航空便+船便]

女性にとっては避けて通れない生理用品。毎月使う生活必需品なのに、アメリカの生理用品は高いです。アメリカではナプキンよりもタンポンが主流なようで、渡米当初はナプキンの値段が高くて驚きました。そしてその割に品質がイマイチ…日本のものに慣れているとすごくがっかりします。

私も日本のものを使い切ってからは仕方なくアメリカで高いナプキン買っています。(洗って繰り返し使える下着もあるようですがまだ試したことがありません。ちょっと興味あり。)

最低でも、1~2ヶ月分は手荷物や航空便で日本から持っていきましょう。慣れない渡米したてのタイミングで突然生理が来ると焦ってしまうので、船便だけでなく手荷物や航空便に入れていきましょう。それを使いながらアメリカでお気に入りの製品を見つけてください。

節約したいなら船便にはできる限りたくさん詰め込みましょう!梱包の外袋から出してしまえば梱包材の代わりにもなります。アメリカの低品質・高価格商品を買う量が減るだけでもアメリカ生活で感じるストレスを一つ減らすことができますよ!笑

B. ティッシュ・トイレットペーパー [船便]

なぜかアメリカって紙製品が高いです…。ティッシュ・トイレットペーパーなんてアメリカで買えばいいよ、と思うかと思いますが、渡米当初、スーパーで値段見て、え?!となりました。

生理用品と同じく、節約したいなら船便にはできる限りたくさん詰め込みましょう!荷物に入るなら今家にあるストックは全て持ってきてしまっていいと思います。さらに船便の量に余裕があるならもう少し買い足してもOKなくらいです。さすがにトイレットペーパーはサイズのわりに消耗が激しいので、箱ティッシュを多めに持ってくるのが賢いと思います。日本から持ってきたものがなくなったら諦めてアメリカで買いましょう…。

C. シャンプー・リンス・ボディソープ [船便]

こだわりがない場合「Dollar Tree」等で安価に(1つ1.25ドル)買えます。ただし日本でも人気のあるダヴやパンテーンは日本よりも価格が高い気がします。

私は日本で大量にストックがあり、荷物量にも余裕があったため家にあった在庫はすべてアメリカに持ってきました。やはり、自分のお気に入りのものを使ったほうがヘアや肌のトラブルもなく、安心して気持ちよく過ごせます。

船便が届くまでは一時的にアメリカのものを買って使う期間は生じますが、特に乾燥肌の人など、こだわりがある人はできるだけ多めに持っていきましょう。それを消費しながらアメリカで買える自分に合うものを探していくのがいいと思います。

D. 衣類洗剤 [船便] 

我が家ではストックをたくさん余らせていたのでアメリカでも日本の洗剤を使っています。

1点注意点として、アメリカの洗濯機で「he」と書いてある場合は専用の洗剤が必要です。heとはHigh efficiencyの略で泡立ちやすい少量で洗える洗剤です。誤って通常の洗剤を使ってしまうと、泡立ちすぎてしまい必要以上にすすぎ時間がかかったり、故障の原因になるそうです。

「he」と書いてある青いマークが目印です

日本の洗剤でもすすぎ1回用のものなら問題なく使えています。

事前に入居する家の洗濯機がわかっていて、自宅の洗剤のストックが合わない場合はわざわざ持っていく必要はありません。

③リビング・寝室

我が家のリビングは日本で使っていたものをそのまま使っているものが多いです。

テレビ [船便]

期間限定のアメリカ生活、ということで帰国時に必要ないものは購入したくない我が家。テレビも日本で使っていたものを船便で持ってきました。サイズも40インチと大きめなのでアメリカの広い家でも違和感なく使えています。

テレビは日本でも長年使っていたものなので、万が一壊れても惜しくない、ということで変圧せずに使っていますが約1年半たった今も特に問題は起こっていません。消費電力も少ない家電なのであまり心配しなくても大丈夫かと思います。

Fire Stick [航空便 or 手荷物]

我が家ではアメリカのテレビを契約していないので、Fire Stickが毎日大活躍です。

一つ注意点として、日本のAmazon TVやTVerを見るにはネットにVPNで接続する必要があります。(YouTubeはVPNがなくても問題なく使えます。)

VPNとは

「Virtual Private Network」の略で、インターネット上でデータを暗号化して送受信する技術のこと。カフェやホテルなど、第三者が管理しているWi-Fiを使う場合、VPNを使うことで、自分の通信内容を暗号化して保護することができたり、海外からは日本の回線を指定すれば、日本からのアクセスするのと同様にインターネットを使うことができます。

VPNサービスの提供は有料のもの、無料のものがありますが、詳細は調べてみてください。

VPN回線さえ手に入れれば、ほぼ日本に住んでいる時と同じような環境を手に入れることができます!YouTubeで日本のニュース番組をチェック、ドラマやバラエティはTVer、アニメや映画はAmazon TVで…。アメリカ生活の必需品です。

Amazon Echo [航空便 or 手荷物]

Amazon EchoはアメリカのAmazonでも買えますが、日本で使っていたものがあればアメリカでも問題なく使えます。

Amazon musicはVPNを使わなくても聞けるので、ダイニングスペースにテレビを置いていない我が家では食事中は毎日のように使っています。

Amazon Prime(日本版)

モノではありませんが…紹介させてください。

ここまでリビング編で紹介した通り、日本で契約しているアマゾンプライムが本当に活躍してくれています。映画にアニメに音楽に…このおかげでアメリカの家も快適です。Amazon VideoはVPNでの接続が必要ですが前述のとおりAmazon musicはアメリカのインターネットで聞けます。

アメリカアマゾンのプライムだと見られる番組などが違い、アメリカ仕様になると思うのでぜひ日本で契約してきましょう。

④生活用品

次は生活用品です。

洋服 [船便]

サイズ感や品質が違うのはもちろん、日本人の感性的に「ちょっとこれは…」と思う服も多くなかなかほしいものが見つかりません。値段のわりにぺらぺらした生地の服が多いです。また大都市にはユニクロもありますが、日本と比べて非常に高級なお値段で売られています。

最低限、今の生活で日常的に着ている服はすべて持ってきましょう。さらにアメリカでは日本でなかなか着れなかった服を着るチャンスでもあります。自由の国アメリカ、周りの人のファッションを気にする人は非常に少ないです。自分の好きな服で過ごせます。気に入っているのに日本でなぜか浮いてしまって着れない服などをこの機会にぜひ使い倒しましょう!

アメリカではTシャツ+レギンスというスポーティーなファッションの人が多いです。ゆるふわなファッションの人はあまりいないので、だんだんシンプルで楽なファッションになっていく人が多い印象です。

文房具 [船便]

ティッシュ同様、やはり紙製品の品質はイマイチです。ノート類は値段はそれなりにするのに質の悪い紙のものがほとんどで、昔の100均に売っていたようなざらざらした質感の紙のノートが多いです。

紙質の良いノートや土産物店にあるようなおしゃれなものを買おうとすると、20ドルを超えるようなことも多くびっくりします。特にお子さんがいるお宅ではたくさん使うと思うので日本から多めに持っていきましょう。ペンなどもまだ私はアメリカで買ったことがないですが、日本製のコスパには敵わないようです。

また、見落としがちなのが規格の違いです。コピー用紙やクリアファイルも日本のA4、B5と規格が違うので注意が必要です(アメリカのほうが縦幅が短い)。でも日本サイズのクリアファイルでも入るのであまり問題ありません。日本のプリンターを使う人は日本から用紙を持ってきておいたほうがいいかもしれません。

⑤趣味のもの

日本と勝手の違うアメリカ生活では、趣味時間は大切な支えです。アメリカで新たな趣味を見つけるのも素敵ですが、今お気に入りで使っているものはぜひ持ってきてください。

電子書籍 [手荷物]

マンガを読むのが大好きな私は電子書籍が普及した今の時代にアメリカに来ることができて本当に良かったと思います。新刊であってもアメリカからボタン一つで購入することができ、タイムリーに読むことができます。

日本のアマゾンでは海外からKindleで一定数の本を購入しようとすると購入制限がかかることがあるそうです。その際はVPN回線経由で購入すれば問題を回避できるようです!

私は基本は楽天のKoboを使っていますが、上記のような問題は発生したことはないのでおそらくこちらは海外からの購入でも制限がないのかと思います。

基本は日本のクレジットカードで決済すると思うので、ある程度日本のカード引き落とし口座にはお金を残しておきましょう!

持ってくる必要のないもの

冷蔵庫やレンジなどの家電は備え付けの賃貸が多いです。これらは日本から持ってこなくて大丈夫です。

キッチン大物家電

アメリカの賃貸は冷蔵庫・レンジ・オーブン・食洗器が備え付きの場合がほとんどです。これらの家電は日本から持ってくる必要はありません。

洗濯機・乾燥機

洗濯機・乾燥機も備え付きの物件が多いです。都会のアパートだと家にはなく、近所のコインランドリーを利用する場合もあるようですが、その場合でも日本のものを持ってきてもそもそもの設置場所がなく使うことができないと思います。

大物家具

ソファやベッドなどの大きな家具は荷物になるので現地で調達する人が多いです。駐在の場合、前任者から譲ってもらえるケースも多いので、その場合は前任者に譲ってもらえるものがないか聞いてみるといいでしょう。

近くに帰国する知り合いがいない場合でも、その土地に住む日本人の掲示板で帰国予定の人から安く譲ってもらえる可能性もあります。自分の住む地域にそのような掲示板がないか探してみるとすべて新調する必要がなく、引越費用を節約できます。

ちなみにミシガン州の掲示板はこちらです。

ミシガンいどばた

アメリカで買えばOKなもの

ラップ

アメリカのラップは使いにくいと評判です…笑。アメリカに来ていくつかの種類を使ってみましたが、日本のようにパリッと切れて、きれいに貼り付くものは少ないです。

ただし、ラップは消耗品。毎日使うもので無くなるペースも早いので日本製を使い続けるのは少し大変です。とりあえずこのレベルなら許せるかな、というラップをアメリカで見つけて使っています。

日本から渡米するときに数本は引越荷物に入れて、ここぞというときは日本製、基本はアメリカ製のラプで我慢という使い分けをするのがおすすめです。また100均などでも変えるシリコン製のフタがあると便利そうです。私は持っていないので一時帰国の際に買ってこようと思います!

おわりに:快適なアメリカ生活になりますように!

渡米が決まり、準備を始めると引越以外にも考えなければいけないことが山積みかと思います。この記事でアメリカ生活のイメージが湧き、引越準備のお役に立てば嬉しいです。

アメリカならいざとなればお金はかかりますが基本的には何でも買うことができます!送料を払えば日本のアマゾンで購入し、アメリカに送ってもらうことも可能なようです。不安になりすぎず、でも快適なアメリカ生活になるように少しでも役立つものは持っていく、という心意気で引越荷物をリストアップしてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。あなたのアメリカ生活が楽しいものになることを願っています!

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